デンマークの教育から気づいた、静かな差
こんにちは! 図工パークの明日香です。
突然ですが、こんな経験ありませんか?
授業参観で先生が聞きました。 「わかる人〜?」
しーーーーーーん…
手を挙げる子は、ほぼゼロ。
でも帰り道、子どもに聞くと 「わかってたよ」 と言う。
わかってたのに、なんで手を挙げないの?
実はこれ、日本ではよく聞く話なんです。
今日はデンマークの教育と比べながら、 その理由と、おうちでできることをお話しします。

😔 日本の子どもが「質問できなくなる」理由
これは子どもの性格の問題ではなく、 環境の問題です。
日本のお母さんから、よくこんな相談を聞きます。 「うちの子、授業で手を挙げられないんです」
理由を聞くと、だいたい同じ。
「間違えたら恥ずかしい」
これ、子どもだけじゃなくて大人もそうですよね。
日本の教室では「正解を言うこと」が評価されやすい環境があります。 だから子どもたちは、だんだんこうなっていく。
「まちがえたらどうしよう」
「あってるかわからないから言わない」
「みんなの前ではずかしいのイヤ」
つまり「間違えないこと」が目的になってしまう。 長い目で見ると、これはちょっともったいないんです。
でも本来、学びって わからない → 試す → 間違える → わかる この繰り返しですよね。
💡 デンマークの教育で語られていること
デンマークの教育についてよく紹介されるのが、 「わからない」への先生の返し方です。
子どもが「先生、わからない」と言うと、 先生は責めるのではなく 「どこで迷ったの?」と一緒に原因を探す というアプローチ。
つまり 正解よりも「どう考えたか」を大切にする。
この姿勢が、教室の空気をつくります。もちろん、デンマークの教室がすべてこうだというわけではありません。
ただ、学習指導の文化として「誤答も学びの材料」という考え方が根付いているのは、多くの教育研究者や現地レポートが一致して伝えていることです。
「たぶんこうかな」 「わからないけど、こう思う」そういう言葉が歓迎される空気があるだけで、 教室はまったく違う場所になります。

🌱 今日からできる、たったひとつの返し方
お子さんが 「できない」「わからない」 と言ったとき、つい言ってしまいがちな言葉。
「そんなの簡単でしょ!さっき教えたよね」
これを聞くと子どもはこう覚えます。
「聞くと怒られる」
だから聞かなくなる。
代わりに、こう言ってみてください。
「いい質問だね」
これだけで子どもは 「わからないって言っても安全なんだ」 と感じるようになります。
その安心感が、挑戦できる子の土台になっていきます。
失敗は、隠すものじゃなくて、使うもの。
もし日本でも「わからない」が歓迎される場面がもっと増えたら、
それだけで、子どもの頭はもっと動き始めるようになると思うんです。
今日、お子さんの「わからない」に
「いいね。どこで迷ったの?」
と返してみてください。
※ 教育機関の研究でも、心理的安全性のある環境(=失敗を責められない場所)で育っ
た子どもは、学習への意欲や粘り強さが育ちやすいと報告されています。「質問できるこ
と」はその環境のひとつの表れだと図工パークでは考えています。


「北欧の図工パーク」
岡山本校/北長瀬校/岡山東校/岡山南校/くらしき校/くらしき南校/大阪茨木校/大阪豊中校
お好きな教室で無料体験いただけます。お気軽に遊びにお越しください!




