Concept
北欧の美術教育にならった「取り組むことが好きになる」図工教室です。
単に絵や工作を習うのではなく
クリエイティビティを
育てることが目的です。
creativity(クリエイティビティ)とは「ひらめき」 と「それを形にする力」の両方ができる能力のことです。
日本の子供たちは欧米の子供たちに比べてとても統合力が弱く、良いアイデアを思いついたとしても「じゃあ、それをどうしたら実現できるのだろうか?」という具体的な行動に移ることが苦手です。

北欧の美術教育にならった
考えることを楽しみ、
想像を実現する力を伸ばします。
ヨーロッパの教育のように「上手な作品を作ることより、制作する過程そのものを学ぶこと」を目的としています。心を育てることに重点を置いていますので、子供たちの無謀にも思える自由な挑戦をどんどん認め、失敗してもまた挑戦したくなるような工夫をしています。将来、様々な職場でリーダーとなれる人材を育てたいと考えております。


日本:答えを1 つにしてしまうと、
自信がない大人に。
どこか自分に自信がなく、 自ら判断することが苦手な人になります。
「まちがえたらどうしよう?」 不安になり、次第に自分の考えを 言わなくなります。

北欧:意見を持って行動できる
自信のある大人に。
自分の考えを恐れることなく表現できるようになります。
また、いろいろな人の考え方を柔軟に認められるようになり、 愛され頼られる人になります。

大人も子供もストレスフリー
デンマークでよく耳にすることばです。 人は自分の意思で選択できる時、 幸せを感じます。 逆に選択の自由がない時、 ストレスを感じます。 私たちは、描き方やテクニックを優先する 教育方法は間違いだと考えます。 技術的なことを先に習えば、 たしかに初めのうちは楽しいものです。 しかし、ひらめきを形にするまでの経験や 失敗を十分にしてからでないと、 次第に伸びなくなっていきます。 そうなってしまった子供達は、 やがて学ぶことそのものを 苦痛と感じるようになるのです。 「取り組むことを好きになってもらう」 そのために図工パークでは、 子供たちに、大人が一方的に 良いと思う描き方や考えを強要しません。

ひらめきを育てる
図工パークではどんな考えでも 否定されることはありません。ですから、子供達は恐れることなく アイデアを広げられるようになります。最初はダメだと思えるようなアイデアが 最後には素晴らしいものになるかもしれません。またお友達のアイデアを少し分けてもらって、自分の考えと融合させるのも 素晴らしいことです。

ひらめきをカタチにする
まずは手で考えてみる。子供達は、いろいろな道具を使ってみたり、新しい素材に触れる中で学んでいることを意識することなく学んでいきます。楽しく成功と失敗を繰り返すうちに、次第にひらめきをカタチにするまでの統合力が自然と身についていくのです。

海外視察について
海外のアートスクールでワークショップを主催。
私たちは海外の教育を視察するだけでなく、日本にデンマークの先生をお招きし北欧教育を学ぶ研修をおこなったり、
デンマークのコペンハーゲン市が運営するこどもアートスクール「Billedskolen」や
フランス・パリの有名なこどもアートカフェ 「カフェゾイド」にて 現地の子供向けの講座やワークショップを開催したりしています。
海外で行った指導経験のフィードバックや 現地の先生方との交流の中で、常に新しい指導方法を導入しています。




デンマーク講師による北欧教育講座
競争力ランキング1位、幸福度ランキング2位の北欧デンマーク。34位の日本はデンマークの教育から学ぶことも多いのではないでしょうか。
デンマークの教育現場で活躍されているマス先生(ペタゴー)を図工パークにお招きし、デンマークで行われている北欧教育の基本的な考え方を体験しながら学びます。北欧式の教育は言葉で言うのは簡単ですが、日本式教育で育った日本人の大人には正直とても難しいのです。図工パーク講師はデンマークの講師の方から研修を受け、常に最新の北欧教育を取り入れられるようにしています。
Billedskolen Art School – København, Denmark
デンマークのコペンハーゲンにあるBilledskolenは1990年創立したコペンハーゲン市立のアートスクールで、小学生から大学生の年代の生徒さんがアフタースクールとして通っています。年間70項目のアートプロジェクトが無料で参加でき、プロジェクトの終了時には展示会が行われます。また、近隣の音楽が学校や演劇学校とコラボレーションしながらより良い作品へブラッシュアップ。学校には常備様々な画材や工具があり子供たちはベストな環境の中で自主性や創造性を育みます。毎年図工パークがワークショップを行なっています。






Café Zoïde – Paris, France
カフェゾイドは「子どもが社会に出会う場所」をコンセプトに子どもを対象として発想されたカフェです。
子どもたちが、同じ社会に生きる様々な人々と出逢い、一緒に遊び、いつ来ても子どもの声に耳を傾ける大人がいることが感じられる場所・・・
そんな自由で開かれた子どものカフェとしてアンヌ=マリー・ロデナスさんという女性の方が中心となってオープンされました。2階のスペースにはおもちゃや絵本、アトリエ、サッカーゲーム台、パソコン、ピアノや打楽器などがあり、生演奏や美術のワークショップなどが連日行われています(参加は自由)。学生たちと共に毎年図工パークがワークショップを行っています。
ZUKOPARK COLLECTION
図工パークでは子どもたちの作品をたくさんの人に見てもらう機会を設けています。多くの人に見てもらう経験と家族や周りの人たちに褒めてもらうことで子どもたちの自己肯定感向上にもつながります。(開催は不定期)